12K MEGASTAR-FUSIONに行ってきた!感想・楽しむコツ【千葉県立現代産業科学館プラネタリウム】

8月14日、千葉県立現代産業科学館にMEGASTAR-FUSIONを見にいってきました。見た感想と、楽しむコツをまとめてみました。

**おでかけ基本情報**
日時:2014年08月14日 09:03~16:30
所要時間:60分〜
混雑度:かなり混雑していた(プラネタリウム)
交通手段:電車(JR本八幡駅から徒歩15分)
誰と?:大人2人、子供1人
目的:MEGASTARを見に行く

簡単な感想

最新鋭の機器で再現される星空はとても美しく、子供の頃に見た天の川を思い出すことができました。天の川を見たことがないと言っていた家族に、見せてあげることができて良かったです。

また、科学館自体も大変面白く、様々な実験を楽しむことができました。プラネタリウムだけ見て帰るのではなく、科学館の展示物や実験ショーなども、ぜひ体験して帰っていただきたいです。

楽しむコツ

混雑具合について

公式HPにも毎日情報が更新されていますが、12時前後にはすべての回のチケットが完売しています。早めの出発を心がけてください。

入館券の購入と同時にプラネタリウムの予約+チケット発行も行われるので、チケット購入列に並んでから、入館までにかなり時間(10分〜30分)がかかります。混雑具合によっては、科学館の外で待つことになりますので、熱中症や急な雨などに注意してください。

プラネタリウム1回の定員は280名。2つの番組が交互に合計5回上映。(8/24は変更あり)
10:00「星のある風景」
11:15「スタークルーズ~わたしたちは誰?~」
13:00「星のある風景」
14:15「スタークルーズ~わたしたちは誰?~」
15:30「星のある風景」

回数分のお金を払えば、1人2回鑑賞することができるので多くの人が2回分のチケットを購入しています。ですので、プラネタリウムを見られる人の数は 280×5=1400人 ではなく、 280×3=840人/日 程度だと思っていたほうが無難です。

席取りについて

チケットは座席指定ではありません。開場後、自分で席を確保する必要があります。

開場は上映20分前。開場前にはプラネタリウム入口に100人近い入場待ちの行列ができています。

上映10分前の入場だと4人以上のグループではまとまって鑑賞するのが難しくなります。上映5分前の入場だと2人でも分かれて鑑賞する可能性がでてきます。

良い席で見たい人、4人以上のグループで並んで鑑賞したい場合は開場時前に並ぶことをオススメします。

上映番組について

「スタークルーズ~わたしたちは誰?~」「星のある風景」 どちらも30分の番組です。

30分のうち15分は、ほぼ共通の内容です。共通15分+番組別映像15分という感じ。無理して2回見る必要はありません。

共通部分はMEGASTARの簡単な歴史と、12Kの星空。どちらを鑑賞してもMEGASTARによる美しい天の川を見ることができます。

「スタークルーズ~わたしたちは誰?~」は最新鋭の宇宙船に乗って宇宙の果てまで行ってみましょう、人類の未来に思いを馳せてみましょうという「プラネタリウム的番組」。どちらかと言うと子供向けです。

「星のある風景」 は世界の景色とMEGASTARの星空を合わせた、映像を楽しむ番組。12Kの映像美を堪能することができたので、私はこちらの方が好きでした。大人向けの番組です。

小学校低学年までのお子さんはどちらの番組でも途中で飽きてしまう子が多かったので、どちらか片方だけしか見られないという場合は、美しい映像を楽しめる「星のある風景」が無難かなとも思います。

小学校中学年から、または宇宙が好き!という方には宇宙要素のある「スタークルーズ~わたしたちは誰?~」をオススメします。

千葉県立現代産業科学館も遊びたおそう!

千葉県立現代産業科学館は派手な科学館ではありませんが、「科学を体験してもらおう!」という工夫の感じられる大変良い科学館です。

特に「実験」に力を入れていて、1日で複数の実験演示を楽しむことができます。

プラネタリウムの合間にいくつか実験を楽しみましたが、一番のオススメはなんといっても「放電実験」。本格的な高電圧発生装置で3種類の放電現象を体験することができます。テレビでよく見る落雷実験を目の前で見られる感じ。お子さんの年齢によっては、プラネタリウムより受けが良さそうです。

とても楽しいので、生の雷を間近で体験してみてください!

まとめ:MEGASTAR-FUSIONで初めての天の川

MEGASTAR-FUSIONを見に来た理由は「家族に天の川を見せたかったから」

子供の頃、旅行先でふと夜空を見上げた時、空には白くて明るい、大きな川が流れていました。天の川です。

「あぁ、これが天の川なんだ!本当に川に見える!本当に牛乳をこぼしたみたいに見えるんだ!」

本に書かれていた名前の由来を、その時初めて理解することができました。また、降るような明るい星空の下では、短時間で流れ星をいくつも見ることができました。

「ねぇ!天の川!流れ星!すごいね!ほら、また流れた!」

と、はしゃいで現地の人に話しかけたら、何をそんなに珍しがっているの?と不思議な顔をされてしまい、「現地の人にとってはこの星空が日常なんだ!」と驚いたこともよく覚えています。

「天の川を見たことがない」と言っていた家族に、あの時の感動を体験させてあげたい!そう思って、このプラネタリウムにやってきました。

MEGASTAR-FUSIONの星空は、子供の頃に見た本物の星空そのもの!とまではいきませんでしたが、「プラネタリム感」が全く感じられず、満天の星空の下に寝転がっているような感覚を味わえました。

思わず手を伸ばしてしまうほど、星空を間近に、リアルに感じる事ができ、一般的なプラネタリウムとは一線を画していて、さすがMEGASTARといった感じ。

家族も「天の川が綺麗だった!」と、光の点が集まってできた「天の川」を体験できた様子で、見に来てよかったなと思いました。

明るすぎる都会の夜。街の光に隠れて見えないけれど、天の川はいつでもそこに存在しているということを思い出させてくれる、素敵なプラネタリウムでした。

ぜひ、MEGASTAR-FUSIONを見て、そこにあるはずの星空に思いを馳せてみてくださいね!MEGASTAR-FUSIONオススメです!