Behance、登録したけど活用できていない……。
Behance、やってみたいけどよくわからない……。
今回は、そんなアナタのため、私なりの「活用」のコツをお伝えしたいと思います!
Contents
Behanceって?
Adobeが提供しているSNS型ポートフォリオサイト。
https://www.behance.net/
世界中のクリエイターが作品を投稿したり、交流したりしています。
どれくらいの規模かというのはBehanceのこのページを参照してください。
作品数などがリアルタイムで更新されています。
https://www.behance.net/facts
上手くハマれば世界中の人に作品をみてもらえる!
なかなか活用の難しいBehanceですが、波にのると世界中の人に作品をみてもらえます!わたしの作品を例にとると……
Adobeのモバイルアプリ「Illustrator Line」内で紹介されました!
今でも、下の方に遡れば見つかるはず。
Behance内のIllustratorLineギャラリーにFuture(フューチャー)され、リボンをゲットしました!
Futureされると、こんな風にリボンがもらえます。
AdobeDrawingのTwitterアカウントで、作品を紹介してもらえました!
The Tokyo skyline, as seen from Asakusa Station. By @sakimitama: http://t.co/mmv9SmmnEE #AdobeLine pic.twitter.com/Qis2efM0Ef
— Adobe Drawing (@AdobeDrawing) January 12, 2015
後は、Adobeの人からコメントを貰えたり……。
仕事の依頼がありました
Behance経由で仕事の依頼が複数ありました。具体的な社名は言えませんが、海外の有名企業です。
気軽に世界と繋がれるので、将来海外で活躍したい!という人は活用しない手はありません。
というわけで、私が考える「Behanceで作品を投稿するときに大切な3つのこと」をご紹介していきます!
その1 タグはしっかりつけよう!
これ、一番大切。
あくまで私の予想ですけど、Adobe(や他企業)の人達は、タグで作品を検索し、評価をしています。
つけ方が甘いと、その人達に届きません。タグは見る人のためにつけるもの、これでもか!というくらいつけておきましょう。
・どんな内容の作品なのか
・どんな色・モノが描かれている作品なのか
・どんなソフト・ハードを使ったのか
最低でも、これくらいは入れておくと良いと思います。
トップの人のタグのつけかたを参考にするのも、オススメ!
私が尊敬するMaria Grønlundさんの作品。
結構しっかりタグがついていますね。
余裕があれば、使っているツールもしっかり入力。
その2 英語タイトルをつけよう!
タグと同じくらい大切。
機械翻訳でOKなので、とにかく英語タイトルを付けましょう。
文法的に正しいか否かよりも「見慣れた文字で表記されている」ということが重要。
英語ができるに越したことはないですが、母国語でない言語が下手なのは当たり前。ビビる必要なんてありません!
バンバン英語タイトルをつけていきましょう!
その3 Futureを狙ってギャラリーに参加しよう!
Behanceには、カテゴリやコミュニティ内で優秀な作品を紹介する「Future(フューチャー)」という制度があり、Futureされると、作品と作者のページにリボンが表示されます。
Adobe Lineのリボン。もらえると、ちょっと嬉しい。Behanceから、おめでとうメールも来る。
Futureは大きく分けて3種類。
A:学校など、クローズドな団体によるもの
B:投稿フィールド・使用アプリなどによるもの
C:多くの人に開かれているオープンな団体によるもの
A:学校など、クローズドな団体によるもの
AはBehanceと提携している組織・団体の関係者が対象なので、部外者はもらうことができません。諦めましょう。
SCHOOLS一覧
https://www.behance.net/galleries/schools
B:投稿フィールド・使用アプリなどによるもの
Bは、先ほど出てきた「タグ」や「投稿先フィールド」「使用ソフト」などで、自動的に選考対象になるリボンです。適切な定義をすれば、誰でも選ばれる可能性があります。
SERVED SITES一覧
https://www.behance.net/galleries/curated
C:多くの人に開かれているオープンな団体によるもの
Cは、開かれた団体によるFuture。その団体に所属し作品を投稿すれば、Futureの対象になります(たぶん)
所属の仕方は、団体により様々ですが、今回は誰でも簡単に参加できる2つの団体をご紹介しましょう。
Wacom Gallery
ペンタブレットでお馴染みのWacomさんが主催している団体。お気に入りのタブレットを登録するだけで、所属することができます。
投稿する作品は、Wacom製品を使ってなくてもOK!
Wacom Gallery
http://gallery.wacom.com/
Pantone Canvas Gallery
こちらもお馴染みパントンさんが主催している団体。お気に入りの色を登録するだけで、所属することができます。
こちらも、投稿する作品は白黒でもOK!
Pantone Canvas Gallery
http://canvas.pantone.com/
露出がちょっと増える!
ギャラリーに登録すると、Behanceの他に、そのギャラリー内でも作品が表示されるようになります。
今回ご紹介した2つの他にも、比較的入りやすいギャラリーがありますので、ぜひ見てみてくださいね。
ORGANIZATIONS一覧
https://www.behance.net/galleries/organizations
おまけ:日本の要素をアピール
やっぱり日本の要素が入っているものは、注目されやすいです。
Behanceの為だけに作品を描くというのもどうかと思うので、これは「もし日本的要素があれば、そこも上手にアピール」というレベルなんですけどね。
日本といっても「ザ・和風」である必要なく、漢字や日本ぽい風景を入れるだけで十分。それだけで、他の国の人では真似できないアピールポイントになると思います。
まとめ
・タグ付けはしっかり(できれば使用ツールも)
・機械翻訳でいいので英語タイトルを入れる
・コミュニティ(ギャラリー)に参加する
・日本的要素があればアピール
Behanceで皆さんが世界と繋がれますように!
今回ご紹介した内容は、どれも基本的なことばかり。
ですが、トップクリエイターと同じ土俵に立つためには、どれも不可欠なことであると、私は考えてます。
一度ハマれば、世界中の人に作品を評価してもらえる素敵な場所、Behance。ぜひ、今後の活動に活かしてみてくださいね。
以上、sakimitamaでした。