100円でペン字を学べるなんて!今回はオシャレ100円ショップのセリアで販売されている「美文字が書けるボールペン練習帳」をご紹介します。
※万年筆でのペン字学習に利用しました。ボールペンを使った感想はありません。
この記事はこんな人にオススメ
- 気軽にペン習字を初めてみたい人
- 書き込みタイプのペン字学習本が欲しい人
この記事を書いているsakimitamaはこんな人
万年筆で文字を書くのが好き。いい歳なのできれいな文字を書きたいと思っている。練習中。
基本情報
- 美文字が書けるボールペン練習帳
- サイズ:B5
- ページ数:32ページ
- 綴じ方:中綴じ
- 価格:100円+税
基本の書き方・招待状・履歴書・詫び状・宛名などシチュエーション別にお手本が用意されています。
イマイチだったトコロ
横書きが少ない
お礼状・挨拶状などお手本は縦書きのモノが多く、横書きは少なめでした。ペン字と言えば縦書きではありますが、日常生活では横書きがメインなので、もう少し横書きがあったらなぁと思いました。
好きなトコロ
安いから気軽に試せる
この本最大のおすすめポイント、それはお値段。1冊たったの100円+税。たとえ三日坊主に終わったとしても(お財布的にも精神的にも)ダメージが少なくて済むのです。私のような「どうせ私なんて」系ネガティブ人間にピッタリ。100円なんだから、迷わず買ったらいいじゃない!
紙がしっかりしていて裏写りしない
「ボールペン練習帳」なので紙質はあまり期待していなかったのですが、とてもしっかりした紙でした。
インクフローの良い太字の万年筆(サファリM+月夜)を使いましたが、裏抜けする気配はなく、快適に練習できました。インクの吸収も良く、乾かす時間を考慮せずガンガン練習できたのも素晴らしいですね。
なぞる→自分で書くの2ステップ
多くのお手本に、なぞる用のステップがあるのが良かったです。美しい字の形を覚える&ペンの流れを感じるってペン字の重要な要素ですからね。
あと「見る」ってそれなりに技術を要しますから、その部分を本側で補ってくれて「書く」に集中できるステップがあるのは助かりました。
うっかり撮影を忘れてしまいました。見えますかねぇ、灰色のお手本。
お手本が右利きにあわせて作られている
お手本は基本的に上・左側にあるので、自分の手でお手本が隠れることがありません。じっくりお手本をながめることができて、とても便利でした。逆に左利きの方はかなり不便だと思います。ご注意を。
ほどよいボリューム
お手本をあわせて32ページ、一日見開き2ページやれば半月で終わるほどよいボリュームです。一日2ページくらいなら、気負わずコツコツ続けられます。
私は寝る前の10分ほどを使い、およそ10日で書き終えました。最後までやりきると達成感がありますね、自信もつくし。
気軽に初められる良書
100円だしなぁ……と、あまり期待していませんでしたが、総合的にかなり良い本だと思います。
より値段が高くて充実している本は何冊もありますが、初心者にはボリュームが多すぎたり、専門的すぎたりして、最後までやりきれない事がままあります。そうなると「前、三日坊主でやめちゃったしな……」と、ちょっと敬遠してしまったりするんですよね。
せっかく学ぼうとしているのに、それってすごくもったいない。でもこの本くらいのボリュームなら、気軽に初めて気軽に最後までやりきれる。
1冊終わらせると、ちょっと自信がついてもう一冊やってみようって思えて、次の一歩を踏み出せる。「ペン字ちょっとやってみようかな」と思っている人にぴったりな一冊だと思いました。
一般書店で売っていないのが残念なところですが、お近くのセリアに行った時にはぜひ探してみてくださいね。以上、美文字が書けるボールペン練習帳のレビュー、sakimitamaがお送りしました。おつかれさまでした。