モル飼いから観たディズニー映画『スパイアニマル・Gフォース』【感想・レビュー】

元モルモット飼い主として、以前から気になっていたモルモット映画『スパイアニマル・Gフォース』を観たのでその感想を記事にしました。

※本記事は若干のネタバレ要素を含みます。ストーリー重視の映画ではないので、この記事を読んでも問題なく本編をお楽しみいただけると思いますが、一切情報を得たくないという方はご遠慮ください。

こんな人におすすめ

  • モルモット好きな人
  • 変身メカが好きな人
  • カーアクションが好きな人

この記事を書いているsakimitamaはこんな人

つい先日、愛モルを見送りペットロス中。今まで2匹のモルモットを飼った。モルモットのお口(特に下唇)と、お尻のラインと、足の裏が好き。

基本情報

スパイアニマル・Gフォース (吹替版)
『スパイアニマル・Gフォース』(原題:G-Force)
公開:2010年3月20日(日本)
上映時間:89分

観た環境

Amazonビデオ レンタル(HD)
家のテレビ・日本語吹替

注意!

この映画はGがそれなりに活躍します。ギニアピッグの方じゃなくて、黒い稲妻的なG。四六時中出ているわけじゃないし、殺虫剤のCMよりは刺激が弱いけれど、苦手な方はやめておいた方が無難。あと、食事中も。

イマイチなトコロ

お笑い芸人の吹替

別に誰が声優を担当してもいいんです。上手ければ。でも、話題性だけで経験の少ない人を起用するのはホントやめてほしい。周りがベテラン声優の方ばかりなので、力の差が目立ちます。声を聴く度に興ざめって、演じている本人も観ている方も幸せにならないと思うんだけどなぁ。

モルモット感0のモルモット達

回し車を回し、ケーキが好物。登場するモルモット達は見た目こそモルモットではありますが、その行動に「モルモット感」はほとんどありません。モルモットを感じるのはときどき行う四足歩行と、ハムスター(じゃねぇよ!)ネタくらい。

元飼い主的には、伸びるとか、ポップコーンジャンプとか、道端の草食べちゃうとか、リラックスして足の裏見えちゃうとか、「モルモット」的な行動を観たかったので、ちょっと残念。

あ、でも、全然許容範囲なんで、これからもモルモットが主役の映画、よろしくお願いします!

オススメなトコロ

(無駄に)力の入った変形メカ・カーアクション

本作はスパイアニマル~というタイトルの通り、スパイ映画です。とは言え、モルモット。とは言え、ディズニー。この映画ってあれでしょ?ディズニーがときどき作る、お金も時間もかけてるのにどこか垢抜けない実写映画でしょ?

なんて油断していたら、ガチな変形メカやカーアクションが出てきてびっくり。え、モルモット目当てで観たのに、ナニコレすごいカッコイイ……

トランスフォーマーばりの変形メカと、日曜洋画劇場的なカーアクションwithモルモット。他の映画では絶対に見られない組み合わせでした。

◯◯や◯◯が変形するメカは本当にカッコよくて夢があるので、そういうのが好きな人にはとってもオススメ。

豪華な声の出演

さすがディズニー声の出演が豪華。ニコラス・ケイジとペネロペ・クルスとスティーブ・ブシェミ。さらっと有名所を入れてきます。ブシェミスキーな私はエンドロールで彼が出演していたことを知り、吹替を選んだことを後悔したのでした。しょんぼり。

とはいえ、アクションシーンが多く、出てくる小動物たちもカワイイので、1度目の視聴は映像を隅々まで楽しめる吹替がいいかな~と思います。でもブシェミ!あぁ!

まとめ:モルモットかわいい

イマイチポイントで触れたように、モルモットである必要性が皆無な作品ではありますが、モルモットスキーな私としては「正直モルモットが出演しているならなんでもいい」ので★5つ。可愛ければオールOK。

フルCGで再現されたモルモット達のトコトコ四足歩行や、ほっぺたの膨らみ・後ろからのフォルムはサイコーにキュート。お家のモルモットをより愛しく思えるコト間違い無し!モル好きにオススメできる、お気に入りな作品になりました。あと、変形メカも超カッコよかった!

というわけで、モルモットが主役のディズニー映画『スパイアニマル・Gフォース』の感想、sakimitamaがお送りしました。おつかれさまでした。