キングダムとのコラボ公演『ある大戦場からの脱出』に行ってきたので、その感想をまとめました。ナゾに関するネタバレはありません。
キングダム×リアル脱出ゲーム『ある大戦場からの脱出』
http://realdgame.jp/kingdom/
開催期間:2017年3月24日(金)~
場所:全国ホール・球場
形式:ドーム型
参加可能人数:1人~
敵国の大軍に攻め込まれる秦国。
立ち向かう自軍は長い戦闘の果てに、敵軍総大将を追い込む事に成功する。
勝利を目前にしたその時、戦場に地響きが鳴り響く。
現れたのは圧倒的戦力を誇る敵国の将軍。
自軍わずか数千。対する敵軍の兵力5万。
状況は一変、絶体絶命の死地に立たされる秦国軍。
しかし、自軍の総大将王騎は高らかに声をあげる。
「あなたに重要な任務を与えます。この死地に活路をこじあけてごらんなさい」
天下の大将軍王騎から直々に命を受け、戦の行く末はあなたに託された。
暗号化された敵の策略を読み解き、
屈強な武将たちを討ち倒して絶体絶命の大戦場から脱出せよ!公式サイト(http://realdgame.jp/kingdom/)より
Contents
参加条件
参加日時:2017年03月25日(土) 19:15〜
場所:明治神宮球場
人数:友人2人と(計3人)
結果:脱出失敗!
成功率:100/1530人くらい
その他設備について
- 携帯電話の持込・使用可。
- 有料クローク・写真撮影コーナー・物販有り。
こんな人にオススメ
- リアル脱出ゲームが好きな人
- キングダムが好きな人
この記事を書いているsakimitamaはこんな人
リアル脱出ゲーム好き。月に1度くらいののんびりペースでリアル脱出ゲームに参加。アジト型が好き。移動の多いホール型は苦手。キングダム好きな友人に誘われて参加。キングダムはアニメを数回観たことがある程度。
今まで参加した脱出ゲームはコチラ↓
sakimitamaのリアル脱出ゲーム記録&感想一覧
難易度は?
ほどよい難易度だったと思います。理不尽と感じる問題もなかったですし、ぬぉおおおお!と思う箇所もあり「やっぱりSCRAPのリアル脱出ゲームは面白いなぁ……」と感じる公演でした。
イマイチだったトコロ
カメラはほぼ必須
これ、カメラなしでクリアできる人いるんですかね?職業「謎解き」とかでない限り、絶対無理だろという構成に感じました。
参加している人のほとんどはスマホ・カメラ持参だと思いますが「カメラがあることを前提としている」旨を公式に明記してほしいなぁと思ったのでした。
入退場時の人の捌き方
人の捌き方が少し雑だと感じました。特に公演終了後の退場列。退場口はひとつでしたが、STAFFの人が声掛けや誘導を行っている様子はみうけられませんでした。
同じ人の密度でも「列になって移動している」のと「それぞれが独立して動いている」のでは、だいぶ状況が異なります。誰かがつまづいて転んだら大変なことになるな……と思うような状況だったので、次回以降は改善してほしいです。
良かったトコロ
オリジナルムービー
この公演だけのオリジナルのムービーが用意されています(たぶん)。わかりやすくて楽しい内容なので、キングダムを知らない人でも盛り上がれるハズ。ぜひ、楽しんでください。
問題が良かった
『ある大戦場からの脱出』、難易度も解法も好みな公演でした。モヤッとした箇所もなく、答え合わせを聞いても「ああああああ!やられた!」と喜んでしまうようなスッキリ感。脱出2歩手前くらいで詰まってしまった私でしたが、気持ち的には大満足。
問題作成者との相性って結構大切で、合う合わないで公演の満足度が変わってくるので、あらかじめ「誰が問題製作に関わっているのか」わかったら良いのになぁなんて思いました。
これから挑戦する人へのアドバイス
ネタバレを避けようとすると、正直何も言えません!が、ひとりでも多くの方に死地を切り抜けてもらうため、今回もネタバレにならない範囲でアドバイスを!
防寒対策をしっかりと!
3月・夜の公演ということもあり、寒さが一番の敵でした。もう、とにかく寒かった……。どれくらい寒かったかというと、司会のお兄さんの口が回らなくなるくらい、STAFFの人の手が悴んで紙を配れなくなるくらい。
特にゲーム開始前の説明タイムはグラウンドに座ってジーっとしていなければならず、身体が芯まで冷えきります。ナゾに集中できるよう、体調を崩さぬよう、暖かい格好をしていってください。
そのほか雨具・動きやすい靴・鞄など、天気・会場にあわせた「屋外公演」対策をしっかり行いましょう。
ペンやクリップボードメモ帳は持参しよう
解答用紙+鉛筆が人数分配られるので、なくても十分クリア可能ですが、あったほうが断然楽です。家にある場合はぜひ持っていきましょう!
開始前に配られる情報はしっかり把握しよう
毎回やってるつもりなんですけどねぇ……(遠い目 今回も例に違わず大切です。事前に配られる情報・モノはすみずみまでチェックしましょう。
写真はしっかり撮りましょう
人が殺到して撮影しづらい場面もありますが、写真はちゃんと取りましょう。
自分の目で見る事も大切です
舞台は戦場。伝令・チームメイトからの報告も大切ですが、自分で足を運んで目で見て戦況を知ることも重要。情報が足りないなと思ったら、自ら戦地を駆け抜け早歩きしましょう。
原作に触れたくなる良公演でした
問題との相性もよく、オープニング・エンディングも作品の魅力を伝えてくれる内容だったので、原作を読んだりアニメを観てみたくなりました。公演後に原作に触れてみたくなるって、コラボ公演としては大成功だと思います。
SCRAPのリアル脱出ゲームはやっぱり楽しいなぁ、そう再認識させてくれる公演でした。以上『ある大戦場からの脱出』の感想でした。これを読んでいる名もなき兵士のみなさん、絶体絶命の戦地から無事脱出してくださいね!ガンバレ〜!