2018年07月14日、東京九段下で行われたドローイングセミナー「SUITS Drawing 《講義付き》-楽しくたっぷりスーツ男性をドローイング!-」のレポート記事。簡単な内容、感想、描いた絵をまとめています。
講義なしバージョンのレポート記事はコチラ↓
SUITS Drawing ! スーツ ドローイング会に行ってきました。描いた絵・感想
https://soramitama.com/archives/5992
この記事を書いているsakimitamaはこんな人
お絵かき好きな総務系OL。最近は表現方法、コミュニケーションツールの一つとして、ドローイングを学んでいる。
基本情報
SUITS Drawing 《講義付き》 -楽しくたっぷりスーツ男性をドローイング!-
日時:2018年7月14日(日)
午前の部:10:00~13:30(開場 9:45)
午後の部:15:00~18:30(開場14:45)
会場:ボーンデジタル 6F セミナールーム
参加費:5,000円
参加対象:どなたでも。
定員:各部35名程度
持ち物:画材
主催:ボーンデジタル
内容詳細は公式ページをご覧ください。
https://www.borndigital.co.jp/seminar/6356.html
私は午後の部に参加しました。
会場説明
1階にはミニストップ(コンビニ)があります。会場のある階(6F)には自動販売機、喫煙室があります。
トイレの数は少なめなので、余裕がある時に行っておくと良いです。
会場の様子(別のワークショップの時の写真ですが、ほとんど一緒)
私が参加した回(午後の部)は、机席はありませんでした。
スクリーン手前には砂糖先生が描いたドローイングやスケッチブックが置いてあります。空いた時間にぜひ見に行きましょう!
セミナーについて
講師
講師は砂糖ふくろう先生。スーツの魅力的な描き方や、ジャスチャードローイングの普及に尽力されてらっしゃいます。「#5分だけ描く」や「#15min30days」の発起人でもある、すごい人。
Twitter:@hakubi8888
ブログ:本を読んで絵を描くブログ SATOHBLOG
モデル
モデルはまこ立会人さん
スーツのフリー素材を提供してくださる、ありがた~いお方。微動だにしないポージングと足のラインが素敵。
Twitter:@madarameBK
今回は講義つき。2018年9月にも開催されるそうなので、気になる方はボーンデジタルさんのサイトをチェックしてみてください。
ボーンデジタルさん主催ドローイング会の最新情報はコチラ↓
https://campaign.borndigital.jp/BornDigitalDrawing/
当日の流れ
15:00-
(・印は講義内容)
講師挨拶・簡単な説明
・スーツのしわは取捨選択
ドローイング 5分×3回
・勉強する上で大切なこと
・描くよりも「見つける」「選択する」
・Study=習作、ちょっとやろう から
・リズム&フロー
ドローイング 1分のデモ
ドローイング 1分×5回
(休憩 5分)
・スーツはCSIで成り立っている(ものとする)
ドローイング 1分のゆっくりデモ
ドローイング 1分×5回
・短時間ドローイングがぼく達を強くする。
ドローイング 1分×5回
(休憩 15分)
ドローイング 1分×5回
・3分ドローイングについて
ドローイング 3分×4回
ドローイング 3分×4回
(休憩 5分)
・スーツの特性とランドマーク
ドローイング 3分×4回
ドローイング 5分×3回
・リファレンス紹介・おわりの挨拶ほか
勝手にFAQ
どんな人が来てるの?
絵を仕事にしている人もいれば、絵を学んでいる学生さんもいるし、私のような「普段は別な仕事をしているけど、絵を描くのが好きな人」もいました。
なので、その辺はあまり気にせず参加しちゃってOKです。
どんな画材を使ってた?
みなさん、好きな画材を使ってます。
鉛筆・芯ホルダー・色鉛筆・ペン・チャコールペンシルなどなど。紙もスケッチブック・クロッキー帳・ノート・コピー用紙・iPadで大きさも様々。ちなみに私はiPad Pro(12.9)と、A6のノート+ペンで参加しました。
短時間のドローイングでは「頭と手をどれだけロスなく繋ぐことができるか」ってのも重要だと思うので、普段使い慣れた道具で参加するのがおすすめ。(大量の液体をつかう画材は禁止されています)
デッサンとか技術がなくても平気かな?
問題ありません。そのためのドローイング会です。短時間で描くタイプのドローイング会(Ki先生、Yui先生、砂糖先生)では「見たままではなく、自分のアイディアを大切にしよう!」という雰囲気が強いので、気にすることはありません。
そんな不安や悩みを抱えているあなたこそ、ターゲットど真ん中。きっと気持ちが楽になるので、参加するといいですよ。
もし、余裕があるならば、15min30daysの動画とかを見て「ジャスチャードローイングとはどういうものか?」を、なんとなくわかってから行くと、当日より楽しめるかもしれませんね。
【15min30days】オンラインドローイング会で一緒に気軽に人体ドローイング【えをかこー】
https://susumu-satoh.com/archives/5192
一人でも平気かな?
平気です。ひたすら描き続けるのでボッチを感じる暇などありません。
もちろん、休憩時間に近くの方と交流をすることも可能ですし、砂糖先生にアドバイスを貰いに行ったりもできます。ちなみに私は内向的で体力が無いので、疲れきって放心しています。ぼけーっと。好きなように過ごして大丈夫ですよ。
描いた絵
というわけで、描いた絵をご紹介。何分で描いたかとかメモし忘れちゃってるし、途中で画材を変えているので順番は前後しています。見づらくてすみません。
デジタル:iPad Pro12.9インチ、ProCreate
アナログ:A6のノート、MANGAKA FLEXIBLE Fine
おすすめポイント
講義以外にも特典がいっぱい!
今回は特典として、写真資料、講義内容PDF、補足動画の提供がありました。太っ腹!
補足動画は3本(合計111分)の豪華版。映画か。
・ジェスチャーとスーツについて
・スーツの特性とランドマーク
・おすすめリファレンス関連
「ジェスチャーとスーツについて」
「講義の内容+補足」という感じでした。もう一度聴きたい、聞き逃してしまった部分があった、講義の時間に間に合わなかった、なんて人におすすめの内容です。
「スーツの特性とランドマーク」
スーツに特化した内容でした。スーツの構造、動きがついた場合の変化など、頭で理解しておいたほうが良い「ルール」部分の解説動画。スーツ好きな人は必見です。
「おすすめリファレンス関連」
ジェスチャードローイングとスーツ関連のリファレンス(参考資料)紹介動画。何から手をつけていいのかわからないって人に特におすすめ。
個人的な感想
ドローイング会に参加して、感じたこと思ったこと。
自分のアイディアにYesということ
講義中の砂糖さんの言葉。
「自分のアイディアにYesということ」
コレ。名言すぎません?九段下にスーツとか、ジェスチャードローイングを学びに行ったはずなのに、いつのまにか生き方を学んでいるなんて……。
私から生み出される絵は、私にしか描けないし、私にしか引けない線でできているのですもんね。
自己肯定力がとても低くてギリギリ生きてる系総務なので、めちゃくちゃ刺さりました。この言葉を胸に、自分を受け入れて、肯定して絵を描いていきたいなぁ、と思ったのでした。
ゆっくりデモが( ・∀・)ヨカッタ!!
ドローイング会の真ん中くらいにあった「ゆっくりデモ」コレがすごく良かったです。
「ゆっくりデモ」ってなんだって話ですが、普段だったらさっさか1分で描くドローイングを、砂糖さんの解説を交えながら、ゆっくりと描いていくという感じ。
モデルさんのどこを見ているのか、何を考えて一本の線を引いているのか。どこに気を配っているのか……。
ドローイングの様子を眺めているだけではわからない、モノの捉え方、線の引き方、絵を描く人の頭の中身をじっくり知ることができたのが良かったですね。
線の引き方が変わった
上2つの影響で、線の引き方が変わりました。身についている!とは言えませんが、気持ちの上では「勇気を出して一気に引くぞ!ピャー!」と思えるようになりました。間違っててもいいじゃな~いって。
手を動かして、自信をつけて、気持ちよく線が引けるようになりたいです。
学びたいことが増えた
教えてもらったことを、もっともっとできるようになりたくて、リズムとフォースを学びたくなりました。アナトミーを学びたくなりました。
自由を学べば学ぶほど、ルールやツールを知りたくなってくる。
たくさん学んだのに、もっと学びたいと思わせてくれる。成長する楽しさを教えてくれる、成長したいと思わせてくれる、いいドローイング会だったなぁ……、としみじみ思ったのでした。
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というわけで、砂糖先生、まこ立会人さん、ボーンデジタルのスタッフのみなさん、そして一緒にお絵かきをしたみなさん、楽しい時間をありがとうございました(あと、参加した人、ホント動画観て!すごくいいから!観ないなんてもったいないから!)。
以上、SUITS Drawing 《講義付き》 -楽しくたっぷりスーツ男性をドローイング!-の感想レポ、sakimitamaがお送りしました。お疲れ様でした〜。