2017年4月20日、運営している2つのブログを常時SSL化しました。ブログの常時SLL化を検討している方のため、参考にしたブログや、実際の影響などを記事にまとめています。
Contents
この記事を書いているsakimitamaはこんな人
2013年ごろから、このブログ(雑記ブログ)とIllustratorのブログ(専門ブログ)を運営している。
雑記ブログ
このブログ。月間6~7万PVくらい、アクセスの90%が検索経由。有料テーマで運営。主にGoogle・Amazon、ときどき楽天・A8を利用。
専門ブログ
チュートリアルマニアックス。月間3~4万PVくらい、アクセスの80%が検索経由。有料テーマで運営。Google・Amazonを利用。
なぜ常時SSL可を?
TwitterなどでSSL可の話題を良く見るようになっったので。また、作業内容を確認した際に「後になればなるほど手間が増えるな……」と思ったから。
常時SSL化の方法
手順は寝ログさんの記事を参考にしました。必要なことはすべて書いてあり、詰まることなくスムーズに対応を終えることができました。
エックスサーバー&WordPressを利用していてSSL化を検討している方はぜひ参考になさってください。
WordPressをhttpからhttpsにSSL化した全手順まとめ(エックスサーバー環境)
https://nelog.jp/wordpress-ssl
SSL化作業で大変だったこと
置換リンクのチェックが多少面倒でしたが、それ以外で大変なことはなく、普段からWordPressを自分でカスタマイズしている人ならば問題なく作業できると思います。
常時SSL化してみた結果
私の場合、PVの変動はありませんでした。影響が予想されたアドセンスの収入も影響なし、どちらかというと微増したくらいです。
一番大きな影響といえば、URL変更に伴う再インデックスに7日ほど時間がかかったことでしょうか。実際にSSL化した方のブログでは、何かとトラブルや影響があったので少し拍子抜けでした。
サポートのある有料テーマを利用していたこと、外部のサービスをほとんど使っておらず、使っていたとしてもGoogle・Amazonなどの大手のみだったという点も大きかったと思います。私と似たような環境で運営している人は、それほど大きな影響・苦労なくSSL化することができそうです。
常時SSL化は必要?
Googleは2017年1月リリースのChromeで「パスワードやクレジットカード情報を送信するHTTP接続」に警告を表示するようになりました。
また、2017年10月リリース予定のChromeでは「入力欄のあるHTTP接続」と「シークレットモードでHTTP接続」した際に警告を表示する予定です。HTTPページに対する警告は、今後一層の強化が予想されます。
時代は完全に「常時SSL化」の流れです。必要かそうでないかは問題ではありません。読者を案内してくれるGoogleがこのような姿勢をみせている以上、ブログ運営者である私たちは従うしかないのです。
今後もGoogleに読者を案内してほしいのならば、常時SSL化は絶対に必要な作業だと私は考えます。
参考リンク:Google、10月提供のChrome 62以降で、入力欄のあるすべてのHTTP接続ページで警告を表示
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1057563.html
どうせやるならさっさとやった方がいい
個人運営ブログの常時SSL化は、対応しないとただちに重大な影響があるモノではありません。ただ、いつか必ずやらなければならない時が来ると思っています。
私のような規模ならば、作業量は大したことないし、影響もほとんどない。どうせいつかSSL化する必要があるならば、少しでも作業が少ないうちに済ませておいたほうが良いというもの。
WordPressブログの常時SSL化、ぜひ前向きに検討してみてくださいネ。以上、sakimitamaがお送りしました。おつかれさまでした。