ちょっとそこのあなた、私の苦労話を聞いてくださいませんか。
AdobeMAXJapan 2018でIllustratorCC(2019)のスプラッシュスクリーンのコスプレをしました。その時の苦労話や思い出話です。
IllustratorCC(2019)のスプラッシュスクリーンって何
コレ。かわいいですよね〜。前とは異なり、コレなら手軽にコスプレできるのでは?ってことで、この格好でAdobeMAXJapan 2018に参加することにしました。
制作したのはNYを拠点に活躍されているデザイナーの Kervin Brisseaux さん。「BURIZU: CHAPTER 1」というシリーズの中の1枚です。
https://www.behance.net/gallery/64100513/BURIZU-CHAPTER-1
ちなみにこの作品の制作環境はコチラ
AdobeIllustratorのスプラッシュスクリーンの制作環境はコチラ
小道具・服ができるまで
さて、気を取り直してあっさりとしたメイキングを見ていきましょう。
小道具
材料
illusie300(300円ショップ)のメガネ
illusie300(300円ショップ)のピアス
ホルベイン アクリリックカラー 黒
作り方は単純に塗るだけ。いろいろなものにアレルギーがあるので、地肌に付く場所は塗りませんでした。
服
材料
ユニクロのメンズ用肌着 黒
ホルベイン アクリリックカラー 白
ターナー ファブリックメディウム(布用の溶剤)
制作過程
公式に近づけるため襟元を切りました。椅子にゴミ袋をかぶせ、トルソー代わりに使っています。めんどくさい 絵心があるので、下書き無しでいきました。こういうのは勢いが大切。
途中経過(重ね塗りの途中)
完成。
綿だと絵の具を吸収してしまうので、一度塗ったくらいでは、色が出ません。しっかりと柄を表現するため、絵の具がなくなるまで重ね塗りを行いました。(たぶん3回くらい)
余るだろうと思っていた6ml(一番小さいチューブ)をまるまる使い切ったので、自分で絵を描きたい時は多めに買っておくと良いです。
アクリル絵の具は乾くと落とすのが大変なので、汚れても良い環境で作業しましょう。
苦労したこと・良かったこと
ピアスホールを復活させた
ちょっとふさがってしまっていたピアスホールを復活、当日までに安定させるため、1ヶ月くらい前からずっとピアスをつけていました。えらい。この努力のベクトルを他に向けたい。
黒いTシャツが見つからない
すっかり忘れてたんですけど、もう秋なんですよね。ぜんぜん見つからないんですよ、Tシャツ。あんなに街中にあふれていたのに。ユニクロのワゴンで黒のTシャツを見つけた時の感動はフリーグラデーションを超えました。
AdobeMANがいた
AdobeMAXJapan 2018には、Adobeロゴ総柄全身タイツのAdobeMAN(VISITOR)がいました。なんだろう、もう、字面だけで完敗です。
せっかくなので一緒に写真を撮ってもらいました。やさしい。
この全身タイツはもちろんお手製。シルクスクリーンで、一つひとつ手刷りなんですって。頭おかしいですよね。
AdobeMAN、なんとこの格好で東京観光をしています。勝てない。むしろ同じ土俵にあがりたくない。あの人には「覚悟」がありました。男の中の男。また来年も逢いたいです。
渋谷にやってきた!!平日から人が多い!! pic.twitter.com/foPcZP51Aq
— Adobeman (@adobe_man_japan) 2018年11月19日
誰も気づいてくれない
コレ。TwitterでAdobeMANの話題を見た時、「くっ、AdobeMANに話題を持っていかれるッ!!!」とか焦っていましたが、そういう次元ではありませんでした。Adobeの中の人たちですら気がつかない。時代が私に追いついていない。SEGAか、SEGAなのか私は。
作った服が無駄になるのも嫌なので、途中から図々しく自己申告するようにしました。自分で話したジョークを自分で解説する的な辛さがありましたが、AdobeMANに「覚悟」を教えてもらったので乗り越えられました。鋼の心をありがとう、AdobeMAN。
みんな笑ってくれた
若干リアクションを強要した感がありますが、みなさんの笑顔を見られました。苦労した甲斐がありました。AiCC2019の知名度アップにも貢献したはず、私素敵。Illustrator素敵。
そういえばなんですけど、AdobeMAXJapan 2018の感想も書きました。よかったらそちらもどうぞ。
#AdobeMAXJapan 2018 に行ってきました& #ProjectGemini の感想。
以上、裏話でした。おつかれさまでした。