2017年3月3日より公開されている、映画『アサシン・クリード』を4DXで観てきたので、その感想をまとめました。内容に関するネタバレはありません。
基本情報
『アサシン クリード』(原題: Assassin’s Creed)
配給:20世紀フォックス
上映時間:1時間56分
字幕翻訳:風間 綾平
鑑賞場所・条件
4DX・吹替
ユナイテッド・シネマ豊洲
screen7
こんな人におすすめ
アサシン・クリードシリーズが好きな人
この記事を書いているsakimitamaはこんな人
ゲームのアサシン・クリードシリーズが好き。Unity・BLACK FLAG・Syndicateをプレイ済み。123はストーリだけ知っている。現在PS4でエツィオコレクションをプレイ中。
注意!
吹替でも日本語字幕
映画『アサシンクリード』は、現代編・15世紀編の2つの場面で構成されています。現代編は字幕・吹替を選ぶことができますが、15世紀のシーンに関しては吹替・字幕どちらを選んでも、すべて「スペイン語&日本語字幕」です。注意してください。
ゲームを知らない人には厳しい作品
世界観に関する説明はかなりあっさり。専門用語など知っている前提で話が進みます。ゲームの設定を知らない状態でもアクションや15世紀のシーンの雰囲気は楽しめると思いますが、肝心のストーリーはボヤッとした理解で終わってしまいそう。結局なんだったの?あれはどうして?と、いろいろ考えてしまう人には向かない映画です。
ゲーム未プレイだけど観にいきたい・観なければならない場合は、公式サイトの用語解説を見て最低限の知識をつけていきましょう。
映画『アサシン・クリード』公式サイト
http://www.foxmovies-jp.com/assassinscreed/
アサクリ4DXの感想
アサシンにボコボコにしてもらえる!
殴られる落とされる射られる刺される、踏んだり蹴ったりよりどりみどり。文字通りボッコボッコにしてもらえます!私、何回殺されただろ……。
序盤のアクションシーンで結構派手に後頭部を蹴られて、シリアスなシーンなのにしばらく笑いが止まりませんでした。すごく楽しかったです。
パルクール・アクションが最高
アサシン・クリードと言えばパルクール、パルクールと言えばアサシン・クリード。やっぱりコレがなくっちゃアサクリじゃないよね!ってことで、しっかりパルクールしてます。
アクションもゲーム内の動きをふんだんに盛り込んでいるので「あっ、今のアレ!」「ああぁっ、このキルストリーク超好き……」と、若干話に集中できないくらい楽しめます。アサシン最高。
ゲームおなじみのアレとかアレも出てくるよ!
UBIが監修&監督も主演もゲームをプレイしただけあって、ファンサービスがいっぱい。お馴染みのアイテムもちゃんと登場し、終始ニヤニヤが止まらないはず。後半にはアイテムだけじゃなくて……おっとっと。何が出てくるかは自分の目で確かめてくれよな!
パンフレットはイマイチ
パンフレットは普通。というか、ゲームファン的にはイマイチ。あー、これアサクリ知らない人が作ったんだろうなぁ……感がヒシヒシと伝わってきました。
映画『アサシン・クリード』はマイケル・ファスベンダー主役のアクション映画である前に「アサシン・クリードの映画」なのです。アサシン・クリード知らない人が書いたコラムなんて、誰が喜ぶのでしょう。
明らかに対象者を間違った1冊になっており、本編との温度差が大きかったです。ま、ちょっと特殊な映画ですからね。装丁やデザインは素敵でした。もし次回作があるとしたら、パンフレットも「ゲームファン向け」に作ってくれると嬉しいです。
まとめ:4DXはプチアムニス
映画『アサシン・クリード』は4DXと親和性の高い作品です。アサシンになったり、暗殺されたり、鷲になったり……。時と場所を変え、様々な効果で映画とシンクロできる4DXは、まるでプチアニムスの様でした。
内容も一般向けのアクション映画ではなく「やたらお金を使ったアサクリ映像作品」といった感じなので、ファンの方にはぜひ観て欲しいと思います。で、どうせ観るなら映画館の巨大スクリーンで観て欲しいし、どうせならアサシンにボコボコにされてほしい。
4DXというプチアムニスで、ぜひアサシンの世界を体験してみてくださいね。上映中はニヤニヤが止まらないし、家に帰ったらあの感覚が恋しくて、いつのまにかコントローラ握ってますから。ピューーーー……ボスッ。以上、映画『アサシン・クリード』を4DXで観た感想、sakimitamaがお送りしました。おつかれさまでした。