Palmie(以下、パルミー)のプレミアム(有料)講座「キャラクターイラストのための人体デッサン講座」の第3回授業を受けた感想をまとめました。検討している方の参考になれば幸いです。
有料オンライン講座の利用は今回が初めてなので、他サービスとの比較はできません。当講座のみの評価となります。
Contents
この記事はこんな人におすすめ
- 人体を描けるようになりたい人
- パルミーのプレミアム講座を検討している人
この記事を書いているsakimitamaはこんな人
カッコイイ肉体を描きたくて『スカルプターのための美術解剖学』を読んで勉強中。ちょうど学びたいテーマの授業があったので申し込んだ。
あいかわらず授業で出された課題(提出義務なし)をコツコツがんばっている。
最近の練習絵。
「キャラクターイラストのための人体デッサン講座」感想記事一覧
第1回目の感想はコチラ 第2回目の感想はコチラ 第3回目の感想はコチラ 第4回目の感想はコチラ講座基本情報
キャラクターイラストのための人体デッサン講座
料金:15000円(税込)
生放送授業日程:5/19-6/16 毎週金曜 19:30-21:30
授業詳細ページ
https://www.palmie.jp/courses/71/lp
講師:吉田英利先生(代々木デッサン教室)
四半世紀デッサンを教えているプロのデッサン講師、フリーのアニメ・ゲームの背景マン。見た目はちょっと厳しそうだけど、とっても柔らかい口調&優しい声で生徒の不安をとりのぞいてくれる。
注意するポイントやオススメポイントについては第1回目のレポートを参照ください。
【感想】Palmie(パルミー)「キャラクターイラストのための人体デッサン講座」第1回を受講しました。
第3回授業の感想
下半身の筋肉を学んだ
第3回では下半身の筋肉を集中して学びました。動画を2周しましたが覚えるにはまだまだ時間がかかりそうです。新しいものを覚えるのは大変ではありますが、理解すると立体を想像しやすくなって、影をつけやすくなったり迫力が出るのでコツコツやっていきたいと思います。複雑だー大変だーって言っても、せいぜい30個くらいですしね。ファイト〜。
先生が実際に身体を動かして筋肉の動きを教えてくれて、とてもわかりやすかったです。動画ならではのメリットだと思いました。
生放送終了後、すぐに動画公開してくれるようになった!
今までの授業スケジュールは
生放送授業:金曜日
録画授業公開:翌週月曜日
でした。
これだと週末に復習できなかったり、生放送を逃すと授業を受けられるのが月曜日になってしまうので不便だったのですが、
本デッサン講座では復習や練習が重要なため、週末に録画をご覧いただけるよう、 今回からチャプター分け等はしていない状態で早めにリリースするようにいたしました。
なんと、今回から生放送当日に動画をリリースしてくれるようになりました。
ありがとうございます。ありがとうございます。もう感謝しかありません。おかげさまで授業を受けてすぐに復習できるし土日を有効利用できるようになりました。本当にありがとうございます。
モノを立体的に捉えるようになった
内容的には2回目の成果なのかな~って気もしますが、それはそれ。
前回の感想で「自然に補助線を引くようになった」と言いましたが、今回は「自然と面や単純なかたちで捉える」ようになりました。まだまだ未熟なので「簡単な立体で捉えようとする思考回路ができた」といった方が正確ですね。
こんな感じ。(これでもマシになってるんです!)
昔はこんなふうに取っ手を描くことができませんでした。いや、描くことはできたけれど目に写ったものをそのまま描いていただけで、モノの構造を理解せず線を引いていました。
それっぽく見えるけれど、なんか薄っぺらくてイマイチ存在感がない。ホントに私は何も知らなかったんですねぇ。しょんぼり。やっと一歩進めた気がします。
見様見真似ができる
パルミーの授業を受けはじめてから、先程のように「なんかよくわからないけどできるようになった」事が増えました。直接的な練習をしたわけではないのに、スキルがあがっているんです。
このように「自然と色々できるようになった」のは(授業が優れているということは大前提として)先生が実際に絵を描く様子を何時間も見続け、真似し続けたからではないかと考えています。
私は各2回以上は見ているので、質問・解説タイムを差し引いても10時間近く先生の手元を見続けています。そしてほぼ同時に自分でも手を動かしてきました。
子どもが親の真似をするように、よくわからない部分もとりあえず真似をする。腕の動かし方も、線の引き方も、補助線も、立体把握も。先生は自然にそうしていた、だから私もできるようになった。
「先生が描いている様子を繰り返し見られる」これは書籍では得られない、パルミーならではのメリットだと感じました。
私が使っているモデル・解剖学系アプリ
授業でオススメのアプリの話がでたので便乗。私が普段使っているアプリはコチラ。もし良かったら参考にしてみてくださいね。リンクはAppストアに飛びます。
ArtPose(360円)
男性の3Dモデルをグリグリできる高機能なアプリ。ポーズ、シルエット・筋肉・マッスなど見た目、筋肉量、髪型、光源、カメラアングルなどを調整できる。詳しくは名前でググってみて欲しい。可動域が適当なので使いこなすには知識が必要。
ArtPose Female Edition(360円)
ArtPoseの女性バージョン。やれることは同じ。
ArtPose Female Edition – shawn ogle
Handy Art Reference Tool(240円)
モデルの質感がとにかくリアルなお手て3Dアプリ。これもいろいろ変えられて高機能。手の他に足とか頭部とかもある。すばらしい。異性の手を描きたい時にオススメ。詳しくはレビュー記事を見てね。
Handy Art Reference Tool – Belief Engine
骨格アナトミー・アトラス(無料)
人体の骨をグリグリできるアプリ。解剖学系のアプリでは超有名なVisible Bodyさんが作ってる。無料でありがたいんだけど、操作性がイマイチ。
Essential Skeleton 4(無料)
こちらもホネホネアプリ。操作性はすごくいいんだけど、軟骨が範囲外なのが残念ポイント。絵を描く時には軟骨も必要なのだ!ってことで、骨格アナトミー・アトラスと併用してる。
Essential Skeleton 4 – 3D4Medical.com, LLC
Random Pose(無料)
ポーズマニアックス、ポーマニさんのところのアプリ。20000体近くのポーズモデルがランダムで表示される。とりあえず手を動かしたい時にオススメ。
Random Pose – 無料版 – Art & Mobile
第4回もがんばります
第4回は上半身の集中トレーニング。上半身は筋肉の名前や場所を多少学んだことがあるので、気持ち的にはちょっと楽です。ただ関節の動きは下半身に比べて複雑なので、その辺を理解できたらな〜と思っています。
以上、パルミー授業の感想sakimitamaがお送りしました。おつかれさまでした。