【顔の描き方を学ぶ01】Proko先生のYouTube動画を見て頭モデルを100体描いてみたよ。

顔の描き方を学ぶため、ルーミス先生の教えを元にした「顔の基本モデル」を100体描いた。そのレポート。

この記事はこんな人にオススメ

  • 絵の勉強をしている人
  • 顔の描き方を学びたい人

この記事を書いているsakimitamaはこんな人

ゲームが好きな総務系OL。2015年くらいから絵の勉強をはじめた。好きなゲームの絵を描くのを目標に、絵の勉強をしている。

顔が描けない

美術解剖学を学び、人の体はなんとな~く描けるようになってきた今日このごろ。身体はまぁいい感じに描けているのに、絵が全然カッコよくならない。

なぜかって?

ドキッとするような絵にならない。完成させる気分になれない。

なぜかって?

っていうか、最近描いた絵、後ろ姿ばっかり、顔のない絵ばっかり!!!

なぜかって?

それはね、顔が全く描けないからサ!!!
(人間、描けないものは無意識に避けるんですね……)

嫌だ!自分好みのイケメンが描きたい!自分の絵に萌えたい!「尊い……」ってしたい!というわけで、真面目に顔の描き方を勉強をすることにした。

まずはProko先生の顔の描き方動画を見る

動画で学ぶのが好きな私は、早速Proko先生の動画を視聴。

Proko先生のYouTubeお絵かき動画は、内容がわかりやすいし、実際手を動かしている様子を見られるし、しかも絵が私好み!なのでよく利用している。

観た動画はコチラ↓

日本語訳をつけてくれた有志の方に感謝感謝。

たった5分の動画に大切なことがギュッと詰まっていて、繰り返し見ても苦にならない。素敵。

顔の基本モデルを100体描く

詳しくは動画を見てもらうとして、どうやら基本の形は「丸書いて、楕円描いて、顎の位置を出して、輪郭を描けばいい」らしい。

ほぅほぅ、これを何回か描いて形を覚えればいいのね〜♪なんて気楽に構えていたら、動画の最後にさらっと「いろんなアングルから100体描いて、スケッチブックを埋めようね!」的なことを言うProko先生。

なんだろ〜な〜ドローイングの先生って、すーぐ「◯◯◯回描こうね!」「自在に描けるようになろうね!」って言う。驚くほど言う。軽率に言う。無邪気に言う。

10、20代の頃ならきっと、「(えっ……100体?)……いや、ほら、私が描きたいのはこういう顔じゃないし、何回か描けばいいよね〜」とかいって、都合のいい言い訳を総動員して100体なんて描いていなかったと思う。

でも今は違う。私は変わった、学んだのだ。

「ドローイングの先生が言うことは、ほぼほぼ正しい」と。
「(正しい方法で)数をこなすのが大正義である」と。

ザ☆年の功。というわけで、真面目に100体描いた。若者たちよ、見るが良い!これが大人になるということなのだ。

最初の数回は動画を参考に描き方を覚え、その後は写真を見ながら頭モデルを描くという方法をとった。

描いた100体

描いた100体はコチラ

描くのに役立ったもの

Pinterest

イケメンや好きな俳優を集めたフォルダを作ってあったので、その写真を元にしてひたすら描いた。

ちなみに火を吹いたのは、私の「ベネディクト・カンバーバッチフォルダ」と「アダム・ドライバー(カイロレンの人)フォルダ」である。

好きな人の顔は見ていても全く苦にならないどころか、描けば描くほど幸せになる。

見つめて手を動かすだけで機嫌が良くなり、ついでに絵もうまくなっちゃうなんて、なんて素晴らしい練習法なのだろう!ぜひ真似してみて欲しい。

……まぁ、紙の上に並んでいるのはマネキンなんだけれども。とりあえず、彼らのお陰で100体はあっという間だった。

Handy(スマホアプリ)

手・頭・頭蓋骨などの3Dモデルをぐるんぐるんできる、めっちゃ便利な3dcgアプリ、Handy。

男性の手のテクスチャがかっこよくて、最高。

髪型やポーズのせいで頭の形が見えにくい時は、このアプリを参考にした。頭モデルに似ている「平面状の頭部」がオススメ。

アプリの詳しいレビューはコチラ↓
3DCGモデルで手・頭部を学ぶ、デッサン・お絵かきにアプリ「Handy Art Reference Tool」がオススメ【レビュー】

100体描いてみて

実際に100体描いてみて、顔が描けるようになったか?と言えば、No!

即答できるくらいまだまだである。

では、頭ヘッドが自在に描けるようになったかと言えば、コチラもNo!なんと世知辛い世の中なのだろう。

自分の中では描く前と後とであまり変わった印象は受けない。100体も描けば1歩進めるかなぁと思ったけど、実際進んだのは0.5歩くらいだと思う。

頭のなかに、うっすらと頭モデルができたような、時々見えるような……、そんな感じ。100体も描いたのに、未だに満足のいく顎のラインが描けない。

私の学習速度が遅いというのもあるけれど、「100回じゃ全然足りない」ってことなんだと思う。自分で上達を実感できる閾値って、私たちが思ってるより全然遠い。

その遥か遠く感じる閾値まで楽しんで学べるかどうかがキモなんだろうな。とりあえず真面目に100体描いたので、次の動画に行こうと思う。

アァ、早くイケメンが描きたい。

 

以上、顔のモデルを100体描いたレポート、sakimitamaがお送りしました。おつかれさまでした。